twitterでの発言によると、3月12日に買ったみたい。
買ったのはXbox 360版。
自分の場合、それかiOSかWindowsかしか環境が無い訳ですが、折角ゲーム機あるんだしなぁということで360版に。
個人的意見としては、この手のゲームが好きな人にとっては「買い」だろう。
こういうゲームは実に久しぶりにやったんだけど、よかった。
システムとしては、これまでの常識だった選択肢での分岐とちょっと違う。
携帯メールの返信なんかでストーリーが変わるというシステムで、最初にプレイした時は分岐してるのかしてないのかがよく分からない。
企画段階ではプレイヤーが持ってる本物の携帯電話を使うという案もあったみたいだが、それが実現してたら本当にそれまでのアドベンチャーとは別物な感じがしただろうなーと思う。
好評のストーリーに関して。
面白い。
とにかく途中からは全てのエンディングが見たくて時間を忘れてプレイしてしまった。
こういうアドベンチャーものでの自分のお気に入りはYU-NO、Never7,Ever17あたりだけど、個人的にはトゥルーエンドを見た時のカタルシスという意味ではそれらには及ばない感じ。
でもなんというか、切ない感じがするストーリーでこれはこれでまた違った味があるなぁと。
トゥルーエンドを見てから暫くはボケーと一人で余韻に浸っていたいと感じるストーリーだった。
以下、ネタバレを含む感想。
前述の自分の好きなゲームと比べてトゥルーエンド時のカタルシスは及ばないと感じた理由として、途中からの展開が
「気になるけれど、予想できなくはない」
流れになってしまっているところ。
見ていて主人公より先に気づく、予想出来てそれがそのまま展開されるというのが前述の作品より多いと感じた。
例えば、元の世界線に戻ったら助手死んでるじゃん?と言うところはすぐに気付くところであるし、その犯人が父親なのではないかというのも助手の家族関係を考えたりすると予想出来てしまうことだ。
このような
「予想通りになっている」
というところが割とあった。
とは言え、ストーリーとしては面白いし、何よりも友達の少ないオカリンが秋葉原のラボで仲間を作り、その仲間を救いたいというのは理屈抜きで感情に訴えかけるものがある。
男子はいつまでも厨二魂を持っているもので、そしてその厨二的青春を描いた作品であると思う。
根底は燃えなゲームなんじゃないかなーと。
facebookをモデルにした映画「ソーシャル・ネットワーク」は見てると
「うぉー、コード書かせろー!!!」
という感覚に陥る映画だったが、シュタゲやってると
「秋葉原でこういう場所借りてなんかやりてー!!!」
という気分になる。
オカリンの場合、これで出来てしまったものが常識を覆すDメールだったり、タイムリープマシンだったりした訳だけど、あの役に立つのか分からない未来ガジェット作ってるだけでも楽しそうだよねー。
そう、なんか(作中にも出てくる)コミケのお祭り感、テンション…そんなのに近い感じがあの未来ガジェット研究所にはあるなーと。
そんな訳で小難しいことは考えずに馬鹿な発明してる話も見てみたいなぁと思った。
ファンディスクを買えってことですかね?