ライヴを見た人は気付くかもしれないが、私はフィンガーピッキングをバッキングでもソロでも多用している。
元々クラシックギターを弾いていたのだけど、だからこそ
「ロックはピックで弾くもんだ!」
という拘りがあった。
だから昔はフィンガーピッキングは全然使わなかった。
ある時ふとフィンガーピッキングもやってみようかと思って、ピック+指を使いはじめただけど、そうするとやはりスキッピングなんかは全然楽になるのだ。
特にパガニーニみたいなフレーズではそれが顕著だ。
色々考えて、新しいフレーズを弾く為、クリーンに弾くためにフィンガーピッキングを自分のスタイルに取り入れた。
次の譜面はパガニーニのカプリースの5番の一部なんだけど、自分は譜面に入れたようなピッキングで弾いている。
ピックだけで弾くよりスムースにクリーンに弾けると思っているからね。
https://www.box.com/s/w7ss5mqi7z54ywqh5ytq
そんな訳で、自分がフィンガーピッキングを積極的に取り入れた理由は、ピッキングだけだと難しいフレーズが簡単に出来る…つまりは新しいフレーズをやれる余裕が出てくるということだ。