龍の日記

ギター、水族館がメインの日記

ペンタトニックで雰囲気を変える

うちのバンドではスタジオ入った時に適当なジャムセッションをよくやる。
大抵の場合、ロック的に演奏しやすいKey=Amだったり、Amコード一発ものになっている。

この時どんなスケールを使うか?というのが今回の話。

単純にAmペンタトニック、Aナチュラルマイナーは使える訳だが、ちょっと飽きてくるよね。
自分の場合だと、勝手にドミナント(E7)を想定して、Eのオルタードやhalf-wholeのディミニッシュなんかを使ったりするのだけど、これはロック的とは言い難い。


そこでロック的でもあり、Amペンタ一発みたいなのから抜け出せるのが、他のキーのペンタトニックだ。
例えば5度上のEmペンタトニックを見てみる。
構成音がAmから見てどうなっているかを書くと


E -> 5
G -> m7
A -> R
B -> 9
D -> 11


ちょうどコードの構成音+テンションだ。
これを使えばスケールアウトなどはせずに雰囲気を少し変えることが出来る。

Am一発ものならドリアンの構成音になるようなペンタトニックの選び方も出来る。
自分なりに色々考えると面白いはずだ。


このようにペンタトニックは色んなものが使えるので、自分のプレイがマンネリ化してきたら試してみるのは面白いだろう。