ZOOM G5をライヴ用に使ってるんだけど、レビューというか単なる感想などを。
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前提。自分のスタイルについて
自分の本来のスタイルはアンプ直結タイプで歪めばいいよって感じだったりする。
ただ今のバンドではクリーンも使うし、その時に音量差はない方がいいし、曲によってはデモ段階で空間系エフェクトも掛けているのでその再現が必要。
そんなタイプのギタリストから見た感想です。
いいところ
エフェクト多い&自由度高い
エフェクター(アンプモデリング含む)の種類は満足。
音もいいんじゃないですかね
そしてこれらを自由な並びで使えるのが面白い。
極端な話、ずっとディレイ重ねてもいいし(アラン・ホールズワースなんかはそんなサウンドを欲しがっていたような?)、歪みを少しずつ何段もつなげて好みのを作ってもいい。
かなり好き勝手できる感じですね。
アンプモデリングはMesa BoogieのDual Rectifierが気に入ったかな。
自分はこれを歪み12時くらいの方向でシングルコイルで使っている。
ズンズンという歪みじゃなくて、ジャキジャキした感じのサウンドだ。
こういうのはマーシャルかなぁと思うんだけど、G5のマーシャルの音を歪ませる(or 歪ませる&ブースター)よりも、こっちの方が個人的に好みになった。
結構トレブリーで、シングルコイルを使うと抜けはいいと思う。
アンプモデリングに関して個人的な好みでいうと、JCMシリーズなら800入れて欲しかったなぁ…とは思うけど。
安い
安いです
リズムマシン&ルーパー搭載
練習が捗る
イマイチなところ
1バンクに3パッチしか入れられない
別にバンク切り替えが楽ならそこまで問題ないかもしれないけど、バンク切り替えが同時押しなんだよねぇ
これかなり面倒です
Phone Outの音が異様にデカイ
なんで?
マスターレベル極端に低くして使うことになる。
で、ラインアウトとかする時はマスターレベルは普通に上げる感じ。
ビミョーんな感じです
いいのかイマイチなのかよくわからないけど面白いところ
真空管ブースター
真空管が入っていてブーストできる。
とは言え、これ最後にブーストしているだけな感じなんじゃないだろうか
聞いた感じ、単純にボリュームを上げるイメージが近い。
ギタリストのイメージするアンプの前にブースターとは全く違うのだ
と思って書いてる途中でググってみたらやはりその通りだったようだ
ギター・アンプに用いられる真空管としてポピュラーな12AX7を使用するチューブ・ブースターはエフェクトの最終段でかかり、最大16dbまでパワフルにゲインアップしてくれる。
"新発売!ZOOM G5・デモ演奏 by 菰口 雄矢|デジマート"
http://www.digimart.net/spcl/zoom_g5/
ただ、確かにあると使える場面はあるにはある…
単純にバッキングと同じようなトーンでいいのでソロの時に音量を上げたいとか、演奏中になんとなく埋もれてる感じがするから手っ取り早く踏んでブーストするとか…
しかし、この機能のために一つのスイッチが当てられ、バンク切り替えは同時押しというのが気に入らなかったりする