ちょっとした事情でマネジメントゲーム研修を受けてきた。
良かったところ
- お金の流れが分かり易かった
- バランスシートを作るなどするので本よりも実感が伴う
- キャッシュないと給料が払えないなど、キャッシュの大事さが分かる
- 研究開発など投資の重要さが分かる
- 安売りは疲弊していくというのが分かる
結構有名なゲームらしい
マネジメントゲーム、なにやらソフトバンクの孫さんなどもやっていたとかいうものらしい。
ググると情報は出てくるのだけれど、マネジメントゲームというボードゲームをプレイし、その成績を記録していく。
元々はソニーが管理職不足の時代に研修として作ったとかなんとか。
やること
このゲームは自分の会社の資産を増やすことを目的としたゲームで、1期が1時間。
これを4期分やる。
各期では成績をちゃんと記録するのでB/Sまで作るところまでやる。
これに時間も時間がかかるので、1日でも4期くらいのものなのだ。
11時間程の研修でかなり疲れると言えば疲れる。
当日あったこと
さて、ゲームをしていて面白いことがあった。
具体的には2期で起きたことだ。
1期はチュートリアルで皆が同じことをして、2期からが本番。
そこで出たのは売ることの難しさだ。
売れないので安く売りに出す人が多かったのだ。
そうすると当然ながら利益は出ない。
また、皆が利益を出そうと立ち回ると市場が動かないことがあった。
ゲームなのでそこはイベントが起きたりしないと中々お金が回らない。
おー、本当にお金が動かなくなっている……
よく言われていることがゲームの中ではあるが現実になり、その状況を実際に作ってしまっているのは自分たちという状態が出来上がったのだった。
そこで談合しようやら、失敗しそうなら会社を買ってもらおうなどの話が出たり……
なんとも不思議なゲームである。
今まで受けた研修の中でも面白く目に見えてわかり易いのでこれはおすすめ出来る研修だと感じた。