ギターを練習していると思ったように弾けず、それでどんどん練習しなくなっていく人というのは多いだろうと思う。そんなすぐに飽きてしまう人には「複数のことを練習する」というのをおすすめする。
曲を練習している人なら1度に1曲ではなく、常に2曲以上練習する。1日の中で弾く曲が2曲以上ということ。これによって1つの曲に疲れたり「あんまり上手く弾けないなー」という時に他の曲にスイッチすることが出来る。出来れば難易度も違う方がいいかと思う。ちょっとチャレンジな曲と、そんなに苦労はしないであろう曲とか(まぁ、やってみたら思ったより難しいってのはあるあるだと思うけど…)。
1曲毎に完璧を目指そうとするとなかなか大変だ。なんでもそうだけど、0%から80%までやるより、80%から100%にするのが難しい。ギターで好きなミュージシャンの曲を弾くとすると、100%ってのは完コピだが、これはかなり苦労する作業だ。基本的なフレーズだけでなく、ちょっとしたタイミングや表現など…さらに音作りまで拘っていたら中々時間を食う趣味になってしまう。
勿論、その曲が好き過ぎて完璧にしたいならそうすればいいだろうし、そういう人も沢山いる。ただ、そこそこ弾けるようになりたいってタイプの人なら変に拘っていくよりも80%の曲を増やしていく方が楽しめると思うんだよね。80%から100%はやりたい時にやればいいし。
そういう訳で効率よく上手くなりたいなら、一つのことを完璧にするのではなく色々なことをそこそこのレベルまで上げる方がいいと思います。その中で「ここの分野は突き抜けたいなー」というのが出てくると思うので、そこを限界突破する感じでいいかと思います。