龍の日記

ギター、水族館がメインの日記

最近の中国製ギターのクオリティが高い

ちょっと前から感じていたことだが、最近の中国製ギターは本当に良くなった。私がギターを始めた頃は日本以外のアジア製ギターはいわゆる安かろう悪かろうの典型という感じで、チューニングも微妙だし相当な愛着がなければとてもではないけど使えるようなものではなかったと記憶している。
それが段々とクオリティが高くなってきたわけだが、今年入手したギターは本当に昔とは違うということを感じさせられるものだ。

最初に買ったのはFlying Vだ。一昔前だとEpiphone(というかGibson系)で中国製となるとまずはチューニングが気になるところだった。しかし今はEpiphoneの場合はスペック表でチューナー(ペグ)がどんなものか分かる。18:1というギア比が書いてあるのだ。実際に使ってみても不満は特にない。このギターで最近の中国製Epiphoneスゲーとなった。っていうか、このスペック表にギア比を書くっていうのは他のメーカーもやって欲しいなと思う。ある程度の価格であればまともなのが搭載されていると期待出来るけど、買う前に確認できるのはいいことだ。

次にアレックス・ライフソンのシグネチャーモデル。このレスポールはレスポールと名乗れるギターでありながらフロイドローズタイプのブリッジとなっているちょっと珍しいモデル。しかもピエゾ付きという。
こちらはそのスペックから価格がEpiphoneとしては高めだが、それに見合ったクオリティを備えている。ピエゾ付きという仕様の為にバッテリーが必要という点以外はお気に入りの1本となっている。

そして先日のSquierのストラト。こちらは仕様面も攻めているが、出来も不満ない素晴らしいギターだ。

本当に今の中国製ギターはレベルが上がっている。細かいところの作りという意味ではやはり日本製は素晴らしいし、海外でも評価が高い。しかしハイテク分野で進歩が凄いようにギターも今後さらに中国製のレベルが上がることが期待できると思っている。
ちなみに価格面でも高いものも増えている。アレックス・ライフソンモデルなんかは約10万円だ。この価格だとFenderの日本製モデルなんかも買えるような価格になってくる。この価格でも中国で製造してしまうというのも昔からは考えられないことだ。